2021-03-24 第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
その上で、あくまで島嶼部に対する攻撃への対応の一般論で申し上げますと、まず、侵攻が予想されている地域に敵に先んじて部隊を機動展開し、その上で、展開部隊により侵攻部隊の艦艇、航空機を排除して海上優勢、航空優勢を確保することが侵攻部隊の接近、上陸を阻止する上で極めて重要であると、このように考えております。
その上で、あくまで島嶼部に対する攻撃への対応の一般論で申し上げますと、まず、侵攻が予想されている地域に敵に先んじて部隊を機動展開し、その上で、展開部隊により侵攻部隊の艦艇、航空機を排除して海上優勢、航空優勢を確保することが侵攻部隊の接近、上陸を阻止する上で極めて重要であると、このように考えております。
事前に兆候を得た場合には、島嶼を確実に守り抜けるよう、侵攻が予想される地域に相手に先んじて部隊を機動展開し、侵攻部隊の艦艇、航空機を排除して海上優勢、航空優勢を確保しつつ、相手の侵攻部隊の接近、上陸を阻止することが極めて重要であるというふうに考えております。
島嶼防衛のため、常時継続的な情報収集、警戒監視、部隊の迅速な機動展開を実施し、海上優勢、航空優勢を確保するとともに、侵攻部隊の接近、上陸を阻止し、万が一占拠された場合には、あらゆる措置を講じて奪回をしなければなりません。
我が国の島嶼部への攻撃に対しては、先ほども申し上げたとおり、攻撃が予想される地域に迅速に陸上自衛隊の部隊等も展開、配備いたしまして侵攻部隊の接近、上陸を阻止するほか、万が一にも島嶼が占拠された場合には、侵攻部隊の艦艇、航空機を排除して海上・航空優勢を確保し、また島を占拠している陸上部隊を無力化した上で上陸、奪還することが一般的でございます。
また、事前に兆候を得た場合には、島嶼を確実に守り抜けるよう、攻撃が予想される地域に迅速に部隊を展開、集中させて、侵攻部隊の艦艇、航空機を排除して海上・航空優勢を確保し、侵攻部隊の接近、上陸を阻止することが極めて重要となります。
○槌道政府参考人 今、委員から御指摘のありましたような地理的特性を踏まえまして、島嶼部への攻撃に対応するためには、自衛隊による平素からの常時継続的な情報収集、警戒監視などにより兆候を早期に察知し、必要な部隊を迅速に機動展開させ、海上優勢、航空優勢を確保しつつ、侵攻部隊の接近、上陸を阻止する必要がございます。
このような中、隊員の安全を確保しつつ侵攻部隊に対処するには、相手の脅威の圏外から発射可能なスタンドオフミサイルが不可欠であるというふうに認識をしているわけでございます。 また、あえて申しますと、BMDイージス艦、これ、BMDの任務で日本海等々に展開をするときございますが、これに対する新たな脅威として、長射程の対艦ミサイルを搭載した艦艇、こういったものも考えられます。
そして、最後のページにつながるところを御覧いただきますと、次のページの一番頭では、海上優勢、航空優勢を確保し続ければ、それは夜陰に乗じて少数の侵攻部隊はあるかもしれないけれども、しかし、侵攻があった場合には、上陸、奪還、確保するための本格的な水陸両用作戦能力を新たに整備すると、こうなっているわけですね。
その場合に、敵部隊が既に集結あるいは組織化してしまいますと、大きな脅威ということになりますので、このような敵部隊の展開の前に事前展開をして、その敵部隊、侵攻部隊を撃破することが重要であるというふうに考えておるところでございます。
やや具体的に申し上げますと、我が国は長大な海岸線を有する一方で平野部は狭小であるということで、着上陸侵攻部隊を水際で迅速に撃破し、勢力を局限するということが極めて重要でございまして、そういう意味での、広範な面を迅速に制圧する火力として有効ということでございます。
そこで、防衛庁は私の質問主意書に、なぜ保有しているのかという質問に対して、通常爆弾では撃破できないような広範に展開した侵攻部隊を撃破するんだと言っている。ということは、通常爆弾では撃破できないというのは、これが特殊爆弾だということを一つは認めている。それから、広範囲に殺りくできる、つまり大量破壊兵器だということも、私は、認めておると。
通常爆弾だけではなくてクラスター爆弾を保有いたしますことが、敵の着上陸侵攻に際しまして、侵攻部隊の陣地、戦車等の車両、集積所等を攻撃し、阻止し得るというために有効である。それはなぜ有効であるかというと、装甲貫徹力、破片効果、焼夷効果というものを有する子弾を有しておるからということでございます。 これは当然のことでございますが、我が国におきましてクラスター爆弾というのは保有をいたしております。
敵の着上陸侵攻に際しまして、侵攻部隊の陣地、戦車等の車両、また物資の集積所などを広範囲に攻撃するのに大変有効だと私は伺っているわけでございますけれども、その辺の事実関係及びクラスター爆弾の必要性について、防衛庁長官のお考えをお聞かせいただければありがたいと思います。
海上からの侵攻部隊に対しましては、自衛隊の艦艇、航空機等による攻撃により、できる限り洋上で撃破することに努めますが、その際、着上陸する敵に対しましては、水際地雷を上陸が予想される海岸の水中に敷設しまして、敵の上陸用舟艇等を阻止し、遅滞させるということを考えております。
まず洋上におきましては、海上からの侵攻部隊に対しまして、海上自衛隊の艦艇、航空自衛隊の支援戦闘機等、それから陸上自衛隊の地対艦誘導弾などによりましてこの侵攻部隊を攻撃しまして、可能な限り洋上でこれを撃破するということを考えております。
まず我が国防衛との関連で申し上げますと、我が国に対する武力攻撃が行われた場合、海兵隊は、侵攻部隊に対する水陸両用作戦を含む反撃を中心にいたしまして、あるいは、当然のことながら、その機能からきますところの抑止力というものを念頭に置いて、陸上自衛隊と共同いたしまして陸上作戦を実施するということでございます。もっとも、状況によりましては、阻止及び持久作戦ということも実施するわけでございます。
○佐々木(陸)委員 今装備の問題も触れられましたけれども、例えば中期防での中心的な装備の一つにF2という新型戦闘機、支援戦闘機というふうに言われているものがあります、これは着陸、上陸してくる侵攻部隊を海上か地上で阻止するんだという位置づけのかなり新鋭の戦闘機ということになっていると思うのですが、例えばこれは九六年度に十一機、来年度予算でも八機は発注する、中期防全体で四十七機、最終的には百三十機を調達
防衛庁といたしましては、四面を海に囲まれました島国である我が国の地理的特性などを考慮いたしますと、岩上陸する侵攻部隊を海上または地上で阻止し、侵攻部隊と戦闘している海上自衛隊及び陸上自衛隊の部隊を空から支援する機能は今後も維持する必要があり、六機能を主たる任務とする支援戦闘機部隊三部隊は引き続き維持する必要があると考えているところでございます。
そこで、陸上自衛隊はその上着陸した侵攻部隊を撃破する力として不可欠であるということに加えまして、そういうことが存在することが侵攻自体を断念させる抑止力として働き得るもの、このように私どもは陸上自衛隊の機能を評価し、見ております。
陸上防衛力は着上陸した侵攻部隊を排除する最後の拠点となるものでありまして、その存在は、相手に対して、例えば洋上での戦闘で勝利ができても、なおかつその先に強靱な抵抗力が存在しているということを知らしめて、事前に侵略を断念させる、そういう抑止力にもつながるものであり、重視する必要もあるのであります。
その一つは、我が国の地理的特性を十分考慮するとすれば、まず何といっても第一に国土に戦火が及ばないようにできるだけ洋上ないし水際で侵攻部隊を撃破し得る能力をつけていくということが非常に重要ではないかと思います。
私どもの防衛研究の場合に、これは米軍等もやっておることでございますが、対象性能といいますか、侵攻部隊の可能行動というものをまず第一に考えます。どういうことができるのかということが一つであります。その侵攻部隊が物理的にこういうことができる、それのそういう侵攻を行う公算はどうであるかというような二つの側面から防衛の研究を実施しております。